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黒歴史 『悪夢学』 の続き

オカッパだだん

日本映画の予告って、どんなに素晴らしい映画でも、大抵、後半になると映画と全然合わない感じの主題歌が流れてくるじゃん?

あれは主題歌を作ったアーティストのファンを取り込んで少しでも映画に興味持ってもらう入口を作りたいというプロモーション的な目的とか、そもそも映画の存在が歌のほうを売るための宣伝だったりとか、そういう都合があったりするんじゃないかと思うんだけど。

例えば、もし、私が日本映画になったら、

後半のほうは、主題歌に合わせて、私が「わー!」とか言いながら走ったり(走るの無理)、「ほうっといて!」とか友達(誰?)をど突いたりして、言い争ってたりする感じ。

そして橋の上とかで雪を見上げながら「好き」(誰をだよ)とか言ってる感じ。

キャッチフレーズは、「ひとりでもだいじょうぶ。あなたがいるから・・」
(いやひとりって言ってるのにあなたって誰よ?)

後半で流れる主題歌は、多分、aikoのカブトムシだわ。

わたし程度の、地を這う虫けら風情、いやそれ以下のミジンコ程度のキャラクターの映画に、累計24万枚以上の売上を出すaiko様のお歌様を使わせていただけるなんて、恐れ多すぎて血管破裂するレベル。

だけど、だけど、やっぱり映画と主題歌って合わないよね。

でも、アニメの場合は、大抵、このアニメのためにわざわざ作った専用の主題歌がある。小机いちごも主題歌作っておかないと、多分、全然関係ないラブソングとかかかっちゃいそうだから、いや、そんな事心配するような機会はないけど。

そんなわけで、小机いちごも、小机いちごらしいオリジナルソングを作っておく事にした。

オリジナルの歌を作るというのは、遺書を残しているような感覚になる。ものすごく恥ずかしいんだけど、この世に派手な墓標を作ってやったぞ!みたいな凄い達成感があるんだよ。歌のパワーってすごいね。

ボブっとカットでオカッパだだん歌詞

プリッと、だだんと、おかっぱ頭に
ボブっと、カットで、ならったったらー、だーん!

まえがみ、ためらい、なげだし、て
スパッと、まゆげの、まうえか、ら
ジットリ、うなじの、うざいと、こ
カリアゲ、カイカン、価値観、変わる

あーミラクルな~ツヤだね、コシまで伸びた自慢の、ワカメ
ぬらりとウナジにまとわりつくソレをカツラにして売りとばしたくなる

小机いちご
そっと、自分の、うなじを、さわった
この感触は今までなかった
鏡の前でクルリと、まわった
テンションあがって、すっごい笑った
ぴょんと、はねたら、頭があたった
火花が、散って、頭が、パラッぱ

プリッと、だだんと、おかっぱ、アタマに
ボブっと、カットで、
ならったったらー、だーん!

エーラインボブで、前さがり
レイヤー、入れて、前あがり
長い毛のびたら、シャキンと、そろえる
朝見て、ちょいと見、ハサミでチョキチョキ

あーラディカルな前髪、
手入れの届いた自慢の、モミジ
ハブラシみたいなギザギザなソレは
ギロチンみたく平にしたくなる

ヴェルマ、ルルも、アッメリ、マチルダも
ミンディ、ザジも、イッニド、ウオレスぅ
アリスゥ、アリも、メッリィ、シルビアも

プリッと、だだんと、おかっぱ、アタマに
ボブっと、カットで、
ならったったらー、だーん!

もてない髪のランキング、常連
モテがみ夢子さんロングワンレン
前髪そろえて女子力、消滅、

ダメだしサディストのシズク、毒舌
不思議ちゃんみたい、サブカルくさい
コケシみたいだし(ピー)
「コケシって言うな!」

エアリー、ロブゥ、フレンチ、グラマラス
メルティ、フェザー、ウェーブ、レングス
スウィング、グラデ、フワフワ、ゆるふわに

プリッと、だだんと、おかっぱ、アタマに
ボブっと、カットで、
ならったったらー、だーん!

次の黒歴史は 『Bloody Nurses』 へ続く

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