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黒歴史 『Bloody Nurses』 の続き

バニー鬱ガールズ

小机いちごの絵は、だいたいパーツのコピペで成り立ってたりする。

改めて、ここまでの黒歴史を振り返ってみると、手のひらの形が全部同じだったり、足も間接で分けた腿のパーツと脛のパーツを角度を変えて繋げているだけなのがわかる。

バニー鬱ガールズ
使っているツールの特徴でもあるんだけど、イラストを描いているというよりも、それぞれ分けて作った部品を組み合わせてポーズを作っているから、アニメーション化もしやすかった。

でも、この先3頭身を脱するには、人物画の練習は避けては通れない。

8頭身計画への大きな一歩を進めるためにも、ここで人物の色んなポーズを描いてみる事にした。

それにしても、描いてみたポーズは、寝ていたり、脇腹が痛そうだったり、力無く壁にもたれていたりとか、そんなんばっかりになってしまうのはなんで?

ウサギ達の世界

詩とか物語とか絵とか、そういう芸術作品を勝手につくる人ってのは、そもそも理解してもらおうとか、誰かに共感してもらおうとかちっとも思っていない。何かが心の奥から突きあげてきて、形にして表現せざるを得ない。もうそれは命に関わる事なんだ!ってそんな感じみたいなんだよね。

なら勝手に書けば?日記にでも書いて引き出しにしまって、ひとりの時に眺めてりゃいいじゃん。って思うんだけど、なんでかそれを発表したがるんだよね。んで、勝手に発表しておいて、認めてもらえないとキレて作品をペンティングナイフで「こんなもん!」「こんなもん!」とか叫びながら引き裂いてヤケ酒するの。

私の美術の授業の記憶によれば、油絵で使っていたペンティングナイフはペランペランしていて、キャンバスを切り裂けるほどの強度がなかった気がするんだよねー。

でも、人に価値を感じてもらえる作品なんて、そう作れるもんじゃないし、更にお金になるのは100万分の1くらいの確立だと思うんだな。

このポーズ練習用に生まれたウサギ達にもちゃんと物語ってのがあるんだけど、誰がこの物語にお金出して読みたいと思うよ?いやそもそも、お金貰っても読みたいと思わないと思うな。

このウサギ達にはみんな名前があって、それぞれがそれぞれの心の都合ってやつを悩んでいるの図。って事らしい。

バニー鬱ガールズ
膝立ちしているウサギの名前はみか
この世界の存在について最初に疑問を持ったウサギ。この世界はどこで、私は誰で、どうして私はここにいるのかを考えているそうだよ。そして、ウサギ達は何らかの罪を犯したからここにいる事に気付く。

そんなウサギの疑問に答えてくれたのが、輸血袋を持ってるかなで
世界は彼女を必要とした。だからいつも天秤を使って世界を支配してきた。世界を救うために彼女は天秤をかけ続け、そして処刑を続けた。

輸血袋を持つウサギの横で助言をくれたのがさなえ。ひとりでじゃなくて、人が苦しめて弱めたものを更に苦しめるのが好き。そしてトドメを刺すのも私じゃない。

床をかきむしるように寝そべっているのがみなみ。苦しい。とっても苦しい。取り返しのつかないものを破壊してしまった。もう戻らない。でもまだ苦しんでいるだけマシ。

向こう向いて寝そべっているのがゆりこ
寝ている。もう起きたくないほど酷い思い出がある。私はかつて歩く凶器だった。寝たいというのだから好きなだけ寝かしておけばいいさ。

両手で膝をつかんで寝ているのがあいの
彼女はある意味でとても謙虚だった。自分から求めず、全てを他人に任せて他人のせいにした。彼女は選択しただけ。彼女の選択は彼女以外の全てを不幸にした。

体育座りしているのがはるか
ずっとあそこでうずくまっている。床になって横になって苦しんでいるウサギ達よりも彼女は軽傷に見える。多分、傷なんてついてない。これからまだまだヤる気だぜ?誰かあいつを捕まえておけ。

バニー鬱ガールズ
脇腹が痛いのはえま。いつも自分とまわりを比較してきた。まわりはみんな持っていた。だから奪い取った。そして、また持っている人がいたから奪い取った。

金属のトレーを持っているのがりんご
黙って部屋の端に立ち。全ての裏を知る人物。この世界を作ったのは私だ。

ウサギ達は、自分のしてきた悪事に打ちのめされ、永遠に苦しんでいる。

人を傷つけ、取り返しのつかないものを破壊し、わがまま、嫉妬、恨み、妬み、押しつけ、負けず嫌い、責任転換、過去の全てが恥ずかしい。

苦しむけれども、反省はしない。今日も自分の欲望にだけ素直に従い、自分だけを愛して、他人を踏みつけにする。

そして、今日した悪い行いは、明日の自分を苦しめる。

これが永遠に続く。終わらない過ちの積み重ね。永遠に膨らむ罪悪感。

なんだこれ。よくわかんないけど頭おかしい感じがするから、歌にでもしたほうが似合うかもしんないよ。

次の黒歴史は 『最強はるか伝説』 へ続く

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